【ダックスタンス】ヒールターンの角付けの仕方　前振りとの違いを解説

ミラトリちゃんねる【スノボコーチ剛志】

27 Jan 202409:42

Summary

TLDRダックスタンスでのヒールターン時の重要なポイントを解説しています。ダックスタンスでは、前足のつま先を上げ、腰(おへそ)を回転させながら内腿の筋肉を締めることが大切です。ひざを回転させすぎないよう注意し、後ろ足で踏ん張りながらヒールエッジを効かせます。腰の回転と内腿の締め付けのバランスが適切なヒールターンのカギとなります。ビデオでは具体的な動作説明と、正しいフォームを視覚的に確認できる実演が含まれています。

Takeaways

🐧 ダックスタンスでのヒールサイドターンの際は、お尻を内傾斜側に引き寄せ、胸を開いた姿勢が大切です。
🦵 ダックスタンスの場合、ひざを内側に入れすぎるとひざに負担がかかるので注意が必要です。
🔄 ヒールサイドターン時は腰(へそ)を回転方向に向け、内転筋を意識的に使うことで、ボードがスライドしにくくなります。
⚡ 前足のひざが回転しすぎないよう、内転筋に力を入れて固定することが重要です。
🌊 ターン中は常に板前部に雪面からの抵抗があり、前足に体重が乗りがちになるので、後足に体重を乗せ続けることが大切です。
🔩 ヒールサイドターンではボードのねじれを活用し、体の回転運動からねじれを生み出すことが効果的です。
🔜 ヒールエッジングでは、お尻を後ろ足側に下ろし、前足の付け根を強く踏み込むような動作が有効です。
🧘 骨盤(へそ)が横向きにならないよう注意し、骨盤を前に向け、腰を折るようにして、お尻を後ろ足側に下げることが大切です。
🦵 後足のひざを曲げ、ブーツの前部分に足をしっかりと乗せることで、腰の回転がスムーズになります。
📐 ヒールサイドターン時は内転筋を意識し、腰(へそ)を回転方向に回転させ、後足のひざを曲げ、前足のひざは回転させないようにすることが肝心です。

Q & A

ダックスタンスとフォワードスタンスの違いは何ですか?
-ダックスタンスではフォワードスタンスと比べて、体の重心(おへそ)が前足に来やすくなるため、エッジングの仕方が異なります。ダックスタンスでは、体を折り曲げてつま先を上げ、内もものエッジングが重要になります。
ヒールサイドターンの際、内もものの役割は何ですか?
-ダックスタンスでのヒールサイドターンでは、内ももの筋肉を締めて回転することで、ボードがスライドしないようにします。内ももの筋力が足りないと、ひざが内側に回転してしまい、次のターンに移れなくなる可能性があります。
ヒールサイドターンで腰(おへそ)を回転させる際の注意点は?
-腰を回転させる際は、単に前に押し出すだけでなく、内ももに力を入れてボードがスライドしないようにする必要があります。また、前足のひざが内側に回転しないよう注意が必要です。
ボードのねじれを利用するとはどういう意味ですか?
-体の回転の動きによって、自然とボードにねじれがかかります。この「ねじれ」を上手く活用することで、安定したヒールサイドターンが可能になります。
後ろ足の動かし方で気をつける点は何ですか?
-ヒールサイドターンでは、後ろ足の膝を曲げて体重をかけ、前につま先が当たるくらいまで前に出すことが重要です。この動作により、腰の回転がスムーズになります。ただし、後ろ足の膝が内側に回転しないよう注意が必要です。
ヒールサイドターンで理想的な体の形はどのようなものですか?
-理想的な体の形は、腰(おへそ)を回転させ、お尻を後ろ足の内側に下ろし、頭が前足の上に来るような姿勢です。この姿勢により、ボードに対する圧力がかかり、安定したターンが可能になります。
ブーツの調整がヒールサイドターンに与える影響は何ですか?
-ブーツが硬すぎると、後ろ足を前に出したり、足首を曲げにくくなり、腰の回転が阻害されます。ブーツのレースやダイヤルを調整したり、柔らかいブーツに変更することで、ヒールサイドターンがスムーズになる可能性があります。
ヒールサイドターンで体の低い形を保つ意味は何ですか?
-体を低く構えることで、エッジングの角度が大きくなり、ボードが地面に対してより垂直に立つようになります。これにより、カーヴィングが安定し、コントロールしやすくなります。
「背中オーバーロード」とは何ですか?
-「背中オーバーロード」とは、体の後ろ側に体重がかかりすぎた状態のことを指します。この姿勢ではボードが地面に対して垂直に立たず、安定したカーヴィングができません。
このビデオで最も重要視されているポイントは何ですか?
-このビデオで最も重要視されているポイントは、内ももの筋肉を締めて腰を回転させること、後ろ足の膝を曲げること、前足のひざが内側に回転しないようにすることです。これらの動作を意識することで、安定したヒールサイドターンが可能になります。

Outlines

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🏂 ダックスタンスでのヒールターンの基本

この段落では、ダックスタンスでのヒールターンの基本的な技術について説明しています。まず、通常のスタンスとダックスタンスの違いを説明し、ダックスタンスでは体重移動やエッジングの仕方が異なることを示しています。ダックスタンスでヒールターンする際は、内転筋を引き締めて腰(おへそ)を回転させ、前足をしっかりとエッジングする必要があります。また、後ろ足の膝を曲げて前に踏み出すことで、腰の回転がしやすくなります。ただし、前足の膝を回転させすぎると次のターンに移行しづらくなるため、注意が必要です。

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🔑 ダックスタンスでのヒールターンのポイント

この段落では、ダックスタンスでのヒールターンを上手く行うためのポイントについて詳しく解説しています。内転筋を引き締めて腰(おへそ)を回転させることが重要であり、後ろ足の膝を曲げて体重を移動させることで、腰の回転がスムーズになります。前足のエッジングも重要で、つま先を引き上げてヒップを下ろすことで、ボードに対する垂直抵抗が増し、安定したカーブを描けます。また、腰の回転とともに前足の膝を回転させすぎないよう注意する必要があり、バランスを崩さないようにするためです。最後に、この動作を繰り返し練習することで、上達するためのヒントが提供されています。

Mindmap

Keywords

💡ダックスタンス

ダックスタンスとは、両足の靴の角度を内側に向けた姿勢のことです。この動画では、ダックスタンスでのヒールサイドターンの方法が説明されています。立ち位置が違えば、板への圧力のかけ方や、エッジングの方法も変わってくるため、ダックスタンスでの正しい技術が重要になります。「両足を前に向けたスタンスとは異なり、ダックスタンスでは体の重心が前足に入りすぎないよう、腰を捻って内股をしっかり締めることが大切」と指摘されています。

💡エッジング

エッジングとは、ボードのエッジ(側面)を雪面に沿わせて削るテクニックです。この動画では、ダックスタンスとレギュラースタンスでのエッジング方法の違いが説明されています。ダックスタンスの場合は「内股を締め、つま先を上げてエッジングする」と指摘されています。また、ヒールサイドターン時に適切にエッジングできるよう、腰を回転させる重要性も強調されています。

💡重心移動

ターンを切る際の重心の移動が、この動画の中心的なテーマです。両足を前に向けたスタンスでは、体の正面に重心が乗りがちですが、ダックスタンスの場合は「腰を回転させ、内股に体重をかける」ことで、後ろ足の外側に重心を移動させる必要があると説明されています。腰の回転が大切な理由は、「前足に体重が乗りすぎると次のターンに移れない」ためです。

💡内股

内股とは、太ももの内側の筋肉のことを指します。この動画では、ダックスタンスでヒールサイドターンを切るときの要点として、内股をしっかり締めることが強調されています。内股を締めることで、体が回転してもボードがスライドしないよう、グリップ力を確保できるためです。「内股の筋力をつけることが、スムーズなターンのカギ」と言及されています。

💡腰の回転

腰の回転は、この動画で最も重視されているポイントの一つです。ダックスタンスでは「腰(おなか)を回転させて、その方向に体重を移動する」ことが推奨されています。ただし、腰だけを回して上半身が捻れすぎると、バランスを崩す可能性があります。そこで「内股を締めながら腰を回す」ことが大切だと説かれています。また、腰の回転時に前足の膝が回転しないよう注意することも指摘されています。

💡スラスター

スラスターとは、ターン中にボードが横に滑ってしまう現象のことです。この動画では、ダックスタンスでヒールサイドターンを行う際に、腰を回転させすぎるとスラスターが起こりやすいことが警告されています。そこで「腰は回すが、内股をしっかり締めてグリップさせる」ことが重要だと説明されています。スラスターを防ぐためには、適度な腰の回転と、確実なエッジングが必要不可欠です。

💡ねじれ

ねじれとは、ボードにかかるトーションのことを指します。この動画では、ヒールサイドターン時に「体の動きからボードにねじれをかける」ことが推奨されています。具体的には、腰を回転させながらエッジングすることで、自然とボードにねじれがかかり、カービングがスムーズになるということです。ねじれのかけ方が適切でないと、バランスを崩したり、ボードがスタックしてしまう可能性があります。

💡重心位置

適切な重心位置は、スムーズなターンを決める鍵となります。この動画では、ヒールサイドターン時の姿勢として「お尻を内側に下げ、頭は前足の上に構える」ことが推奨されています。これにより、前足へのプレッシャーがかかり、安定したエッジングが可能になります。一方で「お尻が横に開いた状態」では重心位置が適切でなく、うまくエッジングできないと指摘されています。

💡アウトプッシュ

アウトプッシュとは、後ろ足の外側を、ターンの外側に押し出す動作のことです。この動画の中で、上級者向けのテクニックとして紹介されています。ダックスタンスでヒールサイドターンを行う際、「後ろ足を外側に踏み出し、ブーツの甲に体重をかける」ことで、より確実に腰の回転が可能になるということです。靴の硬さによっては、この動作が難しい場合もあると言及されています。

💡膝の回転

この動画では、ダックスタンスでのヒールサイドターン時に、「前足の膝が回転しないよう注意する」ことが強調されています。前足の膝が内側に回ってしまうと、体重が前足に乗りすぎ、次のターンに移行しづらくなるためです。そこで「内股を締め、膝の回転を抑える」ことが大切だと説明されています。一方で、後ろ足の膝は曲げて構わないと言及されています。

Highlights

ダックスタンスでのヒールターンの方法について説明します。

両足が前を向くスタンスとダックスタンスではエッジングの仕方が異なります。

ダックスタンスではエッジングする際、体を曲げて足先を上げる必要があります。

両足が前を向くスタンスのように膝を内側に入れるとひざに負担がかかります。

ダックスタンスでヒールターンする際は、内もものエッジにしっかりと体重をかけ、お腹(へそ)を回転させます。

お腹を回転させるだけだと、ボードが滑ってしまうので、内もものエッジを締め、お腹を回転させることが重要です。

お腹を回転させると、前足の膝も回転しがちですが、内もものエッジを締めることで防げます。

ターン中は前足に体重が乗りがちですが、つま先を引き上げ、前足の膝を伸ばすことで前に引っ張られるのを防げます。

カービングの際、ボードのねじれを利用し、お腹を回転させることが大切です。

お腹を回転させるときは、ただ回転させるだけでなく、後ろ足を踏み出すようにするとお腹の回転がしやすくなります。

ヒールサイドでは、内もものエッジを締め、お腹を回転させ、後ろ足を曲げて前につま先側を押しつけ、お尻を内側に下ろすフォームが大切です。

お尻が横を向いてしまうと、前足への体重移動ができず、カービングしにくくなるので、お腹を前に向け、お尻は後ろ足側に下ろすフォームにする必要があります。

前足の膝が回転しないよう、内もものエッジを締めることが重要です。

ヒールサイドターンのコツは内もものエッジを締め、お腹を回転させ、後ろ足の膝を曲げる事です。

ブーツのフレックスが硬すぎると、お尻を後ろ足につけにくいので、ブーツの調整やブーツ交換を検討すると良いでしょう。